
【研修事例】自己成長とチームワークを学ぶ
〜新しい一歩を踏み出す、新入職員のための体験型プログラム〜
◆開催概要
- ファシリテーター:広瀬 義浩
- 実施時間:9:00〜16:00
- 対象者 :新規採用職員
- 形式 :集合型ワークショップ
◆研修の背景と目的
この研修は、社会人としての基礎を身につける新規採用者研修の一環として、2013年より継続的に実施されているチームワーク研修です。
新人が職場に入る前に、チームワークの基礎を体験的に学び、関わり方を理解することを目指しています。特に2023年以降は、学生時代をコロナ禍で過ごしたことから、人間関係構築能力やチーム体験が不足している可能性があります。そのため、グループワークや対話を増やして6時間に延長しました。
研修のねらい
1.チームワークの重要性を理解する
2.コミュニケーションの重要性を認識する
3.リーダーシップを発揮するスキルを身につける
◆ファシリテーターより(企画意図)
近年の新人の傾向として、自分がどう思われているかを気にし過ぎて、自発的に相手に働きかけることが苦手、失敗を恐れてチャレンジを避ける、本音を直接的になかなか言えない、困難なことを避けたり、精神的に折れたりする傾向があるように思います。この研修で伝いたいことは、自分らしさを大切に、効果的なかかわり方を学ぶことと、折れない自分を作ることを意図してます。
◆プログラム構成(例)
9:00 オリエンテーション・チェックイン(安心して話せる場づくり)
10:00 チームワーク演習(実習+ふりかえり)
11:00 コミュニケーションスキル(傾聴・自己開示・フィードバック)
13:00 シェアドリーダーシップ体験(役割分担と協働)
14:30 自己肯定感とレジリエンス:「折れない自分」の育て方
15:30 振り返りとチェックアウト(学びの整理)
16:00 終了
◆参加者の声(アンケートより)
「他の人の考え方や感じ方を聞いて、自分の枠組みに気づけた。人それぞれ違うということを忘れずにいたい」
「“リーダーになる”って構えすぎていたけど、役割を分かち合うことが大事だと実感した」
「自分の気持ちを素直に伝えること、そして相手の話を丁寧に聞くことの大切さを学べた」
「フィードバックをもらえたことで、自分の良さにも気づけた。職場でも続けたい」
「“失敗してもいい”という空気があって、安心して参加できた」
「マインドフルネスが新鮮だった。自分の状態に気づける力を養いたい」
「グループワークが多く、同期との関係も深まった。これからの支えになりそう」