
「対話がないと、何も始まらない。」
そんな想いから、私たちは2011年頃より、大阪を拠点に年3回ほどのペースでワールド・カフェを開催してきました。「組織の中に対話を取り戻す」というテーマを掲げ、カフェのようなリラックスした雰囲気の中で、多様な立場の人々が集い、本音で語り合える“場”をつくってきました。
多様な人と、自由に語り合う
ワールド・カフェとは、少人数のテーブル対話を繰り返しながら、参加者全員の知恵と経験をつなげていく話し合いのスタイルです。会議とは異なり、正解を求めるのではなく、「問い」に向き合いながら、気づきを共有し、関係性を育てるプロセスです。
模造紙に自由にメモを書き、トーキングオブジェクトを回しながら語り、参加者が「話すこと」「聴くこと」の意味を再発見する。そんな時間を多くの人と共に過ごしてきました。
取り組みの広がりと信頼
この活動は新聞にも2度取り上げられ、多くの方々に参加していただきました。企業人事担当者、教員、看護師、行政職員、学生など、背景の異なる参加者同士が「今、大切にしたいこと」について語り合う姿が印象的でした。
開催実績
公開ワールドカフェ:2010年~2017年に20回以上開催
テーマ例:「チームワークと信頼」「対話の力」「働くとは」「震災を語ろう」など
企業・団体での実施:大阪市新採研修(毎年、7年間)、(財)関西カウンセリングセンター、阪神医療生活協同組合、大手インフラ企業女性活躍推進、空調メーカー人事部、兵庫県農政環境部農イノベーション、中堅メーカー対話研修、空調メーカ秘書部
新聞掲載:毎日新聞に2回取材されました

対話のプロセスを通じて、
- 「自分の本音に気づけた」
- 「多様な価値観に触れ、考えが深まった」
- 「チームでも取り入れてみたいと思った」
- 「リラックスして、でも深く話せる。こんな話し合いは初めてでした」
- 「相手の話を聴きながら、自分の考えが広がっていく感覚が心地よかった」
- 「職場に戻ってから、自然と“聴く”姿勢が増えました」
といった声を多数いただいています。
コロナ禍を経て、再び対話を
コロナ禍で人と人の関係が希薄になり、対話の機会が減ったように感じています。ですが、最近またワールド・カフェを実施する機会が増え、「やっぱりこういう場が必要だった」と実感しています。
今後も、企業やコミュニティに対話の文化を根づかせるために、ワールド・カフェを続けていきます。出社が増えている今だからこそ、リアルな場での本音の対話が求められています。人がつながり、思いを交わし、新たな気づきを得る場を一緒につくっていきませんか?
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