
DEI 推進のための心理的安全性研修
〜全国2400名が受講、関係の質から組織を変える〜
■ 研修の背景と目的
この研修は、DEI(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)推進の一環として、全国の管理職・リーダー層・一般職2400名以上を対象に実施されました。
対話力や関係性の質を高め、現場からの風土変革を促すことを目的としています。
■ 研修の概要
- 対象者:管理職・リーダー層・一般職
- 期間 :2023年7月〜2024年7月
- 形式 :対面研修(全国10拠点)
- ファシリテーター:広瀬義浩ほか
実施回数・人数
- 管理職:3.5時間 × 31回(約380名)
- リーダー層:3.5時間 × 44回(約700名)
- 一般職:1時間 × 78回(約1350名)
■ 研修で扱ったテーマ(例)

- チェックイン(安心して話せる場の土台づくり)
- 心理的安全性とは何か(講義+ワーク)
- 関係の質・成果の質のつながり(成功循環モデル)
- 傾聴・フィードバック・自己開示の演習
- チームでの協力が求められる失敗前提のグループワーク
- 1on1での深い対話体験
- ポジティブフィードバックの活用方法
■ 受講者アンケートより(抜粋)
管理職(平均満足度:4.0 / 5.0)
「気づいていなかった自分のクセに気づいた」
「耳の痛いことを言い合える場づくりの大切さを学んだ」
「1on1やチェックインをすぐに職場で試したい」
リーダー層(平均満足度:4.0 / 5.0)
「同じ悩みを持つ他の部署の人と対話できたことが大きかった」
「“自分から変わる”ことが大切だと腹落ちした」
「現場でもう一度この内容を共有したいと思った」
一般職(平均満足度:3.7 / 5.0)
「短時間でも話す機会があり、安心できた」
「雑談やあいさつなど小さなことから始めたい」
「今まで気づけなかった他者との距離感に気づいた」
■ 現場での変化(報告された実践例)
- 会議冒頭のチェックイン導入が全社に広がり始めている
- 管理職による1on1実施とフィードバックの活性化
- 「聴く」「認める」文化が一部チームで可視化されてきた
- ネガティブな指摘ではなくポジティブフィードバックで職場の雰囲気が変化
■ 担当ファシリテーターより
心理的安全性の本質は、「ぬるま湯」ではなく、「耳の痛いことでも、言い合える関係性」です。実習を通じてその意味を“体感”し、自分の関わり方を見直す参加者の姿が印象的でした。
「対話できる職場風土」こそが、DEIや人材活用の土台になると改めて感じた1年でした。
■ 講師紹介
広瀬 義浩
組織開発ファシリテーター。行政・企業・福祉・労組などで年間多数の研修を実施。
心理的安全性と対話の力を中心に、チームの関係性と成果をつなぐ支援を行っている。
■ 研修をご検討中の方へ
- 階層別設計(管理職/リーダー/一般職)可能
- 1日研修、短時間ワークショップ、全社導入など幅広く対応
- 研修後のフォローアップ・実践支援も承ります
- 詳しい研修レポート、リーダー層のスライド資料をお送りできます。