組織開発を簡単に言えば、漢方薬による体質改善です。手術や投薬で病気を治すのではなく、体質を改善して免疫力を高めて自己治癒できる体にすることだと思っています。

通常の人事管理の対象が「人」であるのに対し、組織開発の対象は人と人の「関係性」や「相互作用」です。組織開発とは、組織に内在する知恵と力が主体的に発揮されるようにすることであり、人と人の「関係性」の変化や「相互作用」が、組織を変化させていくという考え方です。

組織開発(Organization Development)の定義はたくさんあるのですが、私は下記のように定義しています。

「急速に変化し複雑化する社会環境に適応するため、組織の人々が、主体的に、それぞれが持つ知恵と力を最大限に活かしあい、“人が生き、成果のあがる組織づくり”に向けて、チーム力や組織力を継続的に発展させていく活動」

組織開発は、組織の文化や構造を改善し、業務プロセスやコミュニケーションを改良することで、組織の効率性を向上させます。さらに、組織メンバーのモチベーションやエンゲージメントを高め、結果的に企業や組織のパフォーマンスを向上させることができます。

組織開発は、現代社会において不可欠な存在であり、企業や組織が持続的な成長を実現するために欠かせない活動です。組織のメンバーが主体的に参加し、積極的に取り組むことで、より良い組織づくりが実現されます。

組織開発支援例

  • ポジティブ組織開発ワークショップ
  • チームワークワークショップ
  • 月一組織開発支援
  • 職場の心理的安全性の構築
  • チーム作りファシリテーション支援
  • 週一人事(採用計画から育成まで)
  • コマイニングプログラム(対話のサークル活動)
  • 「共に育ち、未来を創る」メンターメンティー制度